いきなり舞い込んできた脆弱性情報。
http://internet.watch.impress.co.jp/docs/news/20150128_685840.html

対応する必要があったので、急きょ対応しました。
CentOS6でも同じ手順でいけることを確認してます。

以下は手順メモ。

  1. rootになる
    su –
  2. 更新パッケージ確認。
    yum list glibc
  3. 更新パッケージ適用。
    yum update glibc
  4. サーバ再起動。
    shutdown -r now

※再起動後は必要なプロセスが上がっているかの確認、動作確認などなど。

<あまりないと思うが念のため切戻し手順>

  1. rootになる
    su –
  2. アップデート履歴を確認。直近のトランザクションID(一番大きいID)を確認
    yum history package-list glibc
  3. 確認したトランザクションIDのアップデートを戻す。
    yum history undo トランザクションID
  4. 戻し後の確認。
    yum list glibc
  5. サーバ再起動。
    shutdown -r now

※再起動後は必要なプロセスが上がっているかの確認、動作確認などなど。

このサーバ、現状のサービス提供状態での再起動は初めてだったのでうまくいくかドキドキでしたが(笑)、問題なく完了しました。

【検証用サーバでの事前検証にて発覚したものをつらつら】

  1. サーバ再起動したらSELinuxが起動、一部サイトで HTTP 403エラーになった。
    → SELinuxを起動しないようにする。
    http://pocketstudio.jp/linux/?FC4%2FSELinux%2FSELinux%20%A4%F2%CC%B5%B8%FA%A4%CB%A4%B9%A4%EB%A4%CB%A4%CF%A1%A9
  2. サーバ再起動したら設定した一部IPアドレス設定が消えた。
    (1) ifconfig -a で設定されているIPアドレスの確認。
    (2) ip address show で設定されているIPアドレスの確認。
    (3) (1)(2)の確認内容と /etc/sysconfig/network-scripts 内の設定との対照。

SONY さんが出されている Fericaリーダ/ライタ RC-S380 ですが、今のところ、Windows しかサポートされておりません。

iMacで使うにあたり、普段は Bootcamp を利用して、いちいちWindows7を起動し直しているのですが、各電子マネーの残高確認やEdyのチャージをするためだけにわざわざ起動しなおすのも面倒なので、VM(仮想環境)でできないか、確認してみました。

【環境】
・iMac (Mid 2011) ※OS X Yosemite にアップグレード済。
・Oracle VM VirtualBox 4.3.12 + Windows 7 Professional SP1(64bit)

【結果】
特に問題もなくうまくいきました!(笑)

  1. VirtualBoxは別の検証用途でインストール済みでしたので、ここでは省略(笑)
    要望があれば記事を起こします。
    <一応、インストールに関するサイト>
  2. Windows7をVirtualBoxにインストールします。
  3. インストール完了後に、PaSoRiのホームページからインストーラをダウンロードしてインストールします。
    <NFCネットインストーラー>
  4. 私の場合、最初、PaSoRiのデバイスが認識できていなかったのですが、下の画像の右下にある USBデバイスボタンをクリックして 「SONY RC-S380/P」を選択クリックすることでデバイスの認識が始まりました。
    Oracle VirtualMachine キャプチャ
    [2015/1/12 追記]
    VirtualBoxのWindows7の起動設定に下記画像の1〜4の順の操作をして「SONY RC-380/P」を追加しておくことで、いつでも認識してくれるようです。
    20150112_01

これで、今後は電子マネーの残高確認が簡単になり、はかどります。